30代のほうれい線治療経過
2021.04.13
30代を超えてお肌の老化を実感したという声を良く聞きます。
女性の場合、出産や子育てなどで生活スタイルが変わったり。
男女問わず、仕事もますます忙しくなる年齢ですね。
ふと鏡を見た時に、老けたな?と感じたら、それはもしかするとほうれい線の影響かもしれません。
今回は、30代のほうれい線、グロースファクター治療後の経過について解説していきます。
1.30代でほうれい線が目立つ原因
ほうれい線は様々な原因が複雑に絡んで進行していきます。
ほうれい線の進行原因についてはこちらの記事をご覧ください。
30代を過ぎると、コラーゲンやエラスチンが減少してくることで皮膚の老化・重力による影響が出てきます。
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は皮膚の本体ともいわれるほど美肌に大切な成分です。
これらの成分を作っている線維芽細胞の機能は年齢とともに低下していきます。
また、紫外線やストレス、食事の影響によってこれらの成分が年々減少していきます。
これにより、お肌のハリやツヤがなくなり、ほうれい線含めシワやたるみが進行していきます。
20代の時はほうれい線なんて気にならなかったのに・・・
もともとほうれい線はあったけれど、ここまでひどくなかった・・・など
20代の頃からほうれい線が目立ちやすいお顔立ちをしてる場合には、老化が加わることでさらにほうれい線が進行していきます。
30代でお肌の老化を実感する方は非常に多いです。
また、女性は結婚や出産などライフスタイルが大きく変わる時期でもあります。
忙しい日々の中でふと鏡に映った自分を見てびっくりしたという声も多いです。
2.効果的な治療法
どんな治療法が良いか。
これは、どこまで変化したいか、によって変わってくると思います。
治療効果を重要視するのであれば、やはり注射での治療、もう少し踏み込んで美容外科での手術も視野に入ってきます。
今回は進行具合によっておすすめの治療法をご紹介します。
極初期のほうれい線
極初期の状態=ほとんどほうれい線がない状態
この場合、HIFUやレーザーなど、劇的な変化はないものの予防的メンテナンスをすることで進行を抑えるのもアリです。
シワとしてほとんど認識できない初期のほうれい線では、注射治療を行ってもあまり劇的な変化にはならないこともあります。
もちろん予防効果は高いですが、治療効果の実感としては弱い可能性が高いということです。
中等度以上のほうれい線
ㇵの字の折れ癖が見えるようになってきた中等度以上のほうれい線であれば、やはり注射での治療がおススメです。
中等度以上になってくると、HIFUやレーザーではほとんど変化が得られず、試しに受けてみたもののがっかりしたという声をよく聞きます。
逆に、注射の治療を経験すると、こんなにも効果があるのか!と驚かれることも多いです。
ほうれい線が進行する原因に向き合う=減少した美肌成分を増やす=線維芽細胞を活性化させる=グロースファクター治療となります。
ヒアルロン酸治療も確かに効果はありますが、老化の根本治療にならないのであまりお勧めしていません。
グロースファクター治療とヒアルロン酸治療の違いについてはこちらの記事をご覧ください。
その他、糸やフェイスリフトなど強力なリフトアップ治療もありますが、私個人としては、まだ30代でやる必要はないと思います。
3.治療経過をご紹介
それでは、30代のグロースファクター治療後の経過をご紹介します。
皆さんしっかりと治療効果が出ていますね。
お写真を見て分かる通り、ほうれい線が無くなるだけでかなり若く見えます。
お顔の印象を左右する重要なパーツと言って良いでしょう。
4.まとめ
いかがでしたか?
30代でほうれい線が気になってきたのなら、早めのケアをおすすめします。
ここでケアするか、見て見ぬふりをするかで40代のお顔の印象が大きく変わってきます。
悩んでいても何も変わりません。
もっと早く治療しておけばよかった・・・。
→早めに治療して良かった!
そう言えるといいですね。
ほうれい線でお顔の印象は大きく変わります。
ぜひご相談ください。
丸の内美容皮膚科
院長 花岡敦子