ほうれい線を半永久に消す方法

 

ほうれい線を半永久に消し去りたいと思ったことはありませんか?

果たしてそれは可能なのでしょうか。

執筆者:花岡敦子
丸の内美容皮膚科 院長

 

 

目次
  1. 半永久とは

     

  2. ヒアルロン酸注入の場合

     

  3. グロースファクター治療の場合

     

  4. まとめ

     

1.半永久とは

そもそも

半永久

とはどんな意味なのか・・・

なんとなく予想通り、明確な期間があるわけではなく、永久でもない。

かなり長く。

と解釈しました。

2.ヒアルロン酸注入の場合

ヒアルロン酸も昔は数カ月しか残らなかったものが、昨今では1~2年ほど持続する製剤が主流になってきました。

ただ気を付けたいのが、

治療直後の状態が1~2年持続するわけではありません。

ヒアルロン酸は注入直後が一番ふっくらとしていて、その後時間の経過で分解吸収が起こり減っていきます。

また、ほうれい線のように良く動く部分の場合、ヒアルロン酸が周囲に広がってしまったり、稀に移動してしまったりで、

なんとなく残っているけれどもシワは戻ってきてしまっているという状態

になりがちです。

そのため、メーカーの言う単純な持続性と、シワに対する効果の持続期間は異なるように感じています。

良い状態を維持するためには、6カ月~1年に1回ほど、少量ずつ追加注入を行いながらメンテナンスしていく必要があります。

そのため半永久的な効果は期待できません。

3.グロースファクター治療の場合

では、グロースファクター治療はどうでしょうか。

グロースファクター治療後に生成されたコラーゲンはご自身のお肌の一部として長期的に残りますので、

シワが治った状態が長期的に維持されます

これが〇年!ときっぱりとまとめられるわけではありませんが、少なくとも4~5年ほどはしっかり維持しています。

長い方では10年以上経過しても良い状態を維持していることもあります。

これが「半永久」か?

と言われれば、難しいところですね。

ただ、現存する治療法の中では最も半永久に近いところにあるのではないかと思います。

 

4.まとめ

なるべく長期持続する治療を選びたいというのは自然なことです。

半永久とはいえなくとも、それに近い持続性をお望みであればグロースファクターがおすすめです。

 

 

 

 


丸の内美容皮膚科
院長 花岡敦子

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