ほうれい線に効く食事
2021.03.11
コラーゲンをたくさん食べればほうれい線も良くなりますか?
食事でほうれい線が治せるのなら、ぜひ取り入れたいですよね。
ポイントは、お肌の老化やシワの原因になるコラーゲンをいかにして増やすかというところになります。
今回はほうれい線に効果的な食事について解説していきます。
コラーゲンが多く含まれる食品
コラーゲンの減少、断裂がほうれい線の大きな原因になっていることは以前にもお伝えしています。
単純に考えて、コラーゲンが多く含まれる食品を多くとれば肌にも良さそうですね。
ふかひれ、スッポン、牛すじ、豚足、手羽先、モツ・・・
見た目だけでもなんとなく分かりますよね。
プルプルしているイメージでしょうか。
老若男女に愛される食品、食事が多いようです。
コラーゲンといえば、お肌に良いイメージを皆さんお持ちだと思います。
お肌のハリを保つために欠かせないものです。
コラーゲンの分解
コラーゲンはたんぱく質の一種です。
実はコラーゲンを多く含む食品をとっても、体内でアミノ酸、ペプチド、トリペプチドなど小さな分子に分解され、血流にのって全身に行き渡ります。
コラーゲンがそのまま運ばれてお肌のコラーゲンになるわけではないのです。
そのため、残念ながらコラーゲンを多く含む食品をとっても、必ずしも効率良くお肌のコラーゲンを増やせるわけではないのです。
コラーゲンを効率よく増やす方法
実は、私たちの体はコラーゲンを作り出すことができます。
その能力があるのなら、コラーゲンの材料を多く摂取するほうが効率が良いと思いませんか?
その材料になるのがアミノ酸です。
アミノ酸を多く取り入れることで年齢とともに減少するコラーゲンを補うことができます。
肉や魚など動物性たんぱく質を含む食品にはこのアミノ酸が豊富に含まれています。
毎日の食卓に肉や魚など動物性たんぱく質を含むメニューを積極的に取り入れると良いですね。
ビタミンCも忘れずに!
意外と知らない人が多いのですが、コラーゲンを生成する過程でビタミンCが不可欠となります。
ビタミンCは野菜や果物に多く含まれています。
赤黄ピーマン、ブロッコリー、キウイ、イチゴ、キャベツ、じゃがいも・・・
たんぱく質中心の食事を意識するあまり、ビタミンCの摂取が不足しないように気を付けましょう。
食事での摂取が難しいようであれば、サプリで補うのも良いと思います。
嬉しい効果はお肌だけではない
コラーゲンは全身に存在します。
ヒトの体の約30%はコラーゲンともいわれており、肌はもちろん、関節、骨、血管、目など様々な部位に存在しています。
コラーゲンを増やすことは、お肌だけでなく全身の若返りにも役立ってくれるのですね。
ほうれい線への効果はいかほどか
本題です。
実は、すでにできてしまったほうれい線をどうにかしたい場合には、食事からのアプローチは手遅れです。
食事を改善しても、お肌だけ、特にほうれい線部分に集中的にコラーゲンが増えるわけではありません。
もちろん長期的に食事を改善すれば、全身の老化防止にはなると思いますが。
すでにシワになっている部分は、圧倒的にコラーゲンが少ないもしくは断裂していると考えてください。
食事改善の地道なアプローチではシワが消えるほどの効果は期待できないということです。
余談ですが、ほうれい線に良いかどうかは別として。
昔、コラーゲンパウダーみたいの売ってましたよね。
ア〇コラとか・・・
私もせっせと飲んでました(笑)
最近では鍋のトッピングなんかでもコラーゲンボール?みたいのがあります。
これも絶対追加してしまいます(笑)
「コラーゲン」と聞くと体に良い!という印象が強いからでしょう~
おすすめはグロースファクター治療
グロースファクター治療は、コラーゲン生成を行う線維芽細胞にダイレクトに作用し、コラーゲンを増やすことができます。
線維芽細胞を活性化させたり、増殖させることでコラーゲンを増やします。
すでにできてしまったほうれい線も修復でき、自然に若返ることができます。
食事など内面からのケアも大切ですが、ほうれい線にはもう一歩踏み込んだケアをぜひご検討ください。
グロースファクター治療でほうれい線の悩みと決別しましょう。
40代女性 グロースファクター治療
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丸の内美容皮膚科
院長 花岡敦子