笑った時のほうれい線を解決!
2021.03.31
こんにちは。
長野県松本市 丸の内美容皮膚科院長の花岡です。
笑ったときのほうれい線が気になるというご相談は非常に多いです。
笑ったときにだけほうれい線ができる・・・
笑ったときにほうれい線がより深くなって目立ってします・・・
これが年齢とともに悪化していきます。
今回は、笑顔でできるほうれい線について解説していきます。
1. 子供でも笑えばできるほうれい線
そもそもほうれい線は本来シワではなく、頬の境界線です。
ですので、子供でもあるものなのです。
これがシワとして認知されているのは、年齢とともに確実に深く、長く伸びてくるからです。
ある程度の年齢になると、やはり境界線というだけでは済まされない状態になってきます。
子供はまだお顔が平坦なので、真顔のときにほうれい線が目立つことは少ないですが、元気いっぱいに笑った時にはくっきりとㇵの字が見えます。
笑うと口角が横に引っ張られ上がりますので、頬のお肉が押し上げられてほうれい線が深くなります。
2. 戻るほうれい線と戻らないほうれい線
笑うとほうれい線ができる、もしくは深くなるのは若くても自然なことです。
大事なのは、笑うのをやめたとき(真顔になったとき)にほうれい線が戻るかどうかです。
戻るほうれい線
笑うのをやめればほうれい線がなくなる、もしくは元の深さに戻るほうれい線のことです。
まだ初期~中等度の段階です。
20代 初期のほうれい線 治療前
左:通常時 右:笑顔
↑初期のほうれい線では、通常時にはシワと認識される凹みはほぼ無い状態です。
笑った時にだけ食い込んだ様にシワができます。
30代 中等度のほうれい線 治療前
左:通常時 右:笑顔
↑中等度のほうれい線では、通常時にもうっすらとㇵの字が確認できます。
笑った時にはさらに食い込みが深くなり、強い凹みになります。
戻らないほうれい線
通常時(真顔)と笑顔のときでほうれい線があまり変わらず、すでに笑ったときのほうれい線が強く定着してしまっている状態です。
こうなると重度に差し掛かった状態です。
60代 重度のほうれい線 治療前
左:通常時 右:笑顔
通常時と笑顔でほうれい線があまり変わらず、表情に関わらずべったりと強い線が残っているのが分かります。
以前にも書いたように、ほうれい線はお口の動きに連動して動きます。
シワが折りつけられる負荷が蓄積することにより、ほうれい線部分のコラーゲン繊維は断裂していきます。
ほうれい線の進行原因について詳細はこちらの記事をご覧ください。
3. グロースファクター治療後の笑顔の変化
グロースファクター治療後、ほうれい線部分にコラーゲンが増えることでハリが出ます。
真顔のほうれい線が薄くなるのはもちろん、笑った時のほうれい線にも変化がでてきます。
20代 初期のほうれい線
左:治療前 右:治療6カ月後
30代 中等度のほうれい線
左:治療前 右:治療6カ月後
30代 中等度のほうれい線
左:治療前 右:治療6カ月後
60代 重度のほうれい線
左:治療前 右:治療6カ月後
いかがですか?
グロースファクター治療後、コラーゲンが増えることでニコッと笑った時のほうれい線も薄くなっているのが分かります。
ヒアルロン酸とは違い、ご自身のコラーゲンでハリを出す治療ですので、笑った時にも自然な仕上がりです。
ヒアルロン酸治療との違いについてはこちらをご覧ください。
4. まとめ
笑ったときのほうれい線が気になるという方、そのほうれい線はいずれ笑っていなくてもべったりと残るようになります。
早めのケアで5年後、10年後の老化に備えませんか?
丸の内美容皮膚科
院長 花岡敦子