ほうれい線 種類や原因 おすすめの治療法について
2021.03.19
まだ20代なのに周りと比べてほうれい線が目立ち、とても悩んでいます。
まだ幼い子供に「ママ疲れてるね」と心配されました。
ほうれい線が目立ってきたからだと思います。
男性ですが気付けばほうれい線がくっきりとついてしまいました。
周囲にバレずにほうれい線を治療したいです。
こんなお悩み、ありませんか?
今回は、ほうれい線についてまとめていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
1. ほうれい線の原因
ほうれい線の原因には大きく以下の2つの原因が考えられます。
①たるみ
と
②折れ癖
です。
①頬のたるみ
➡年齢とともにコラーゲンが減少し、頬が重力下垂することでたるみがでてきます。
このたるみがほうれい線に乗ることで深く進行していきます。
②折れ癖
➡口の動きに連動して常に動いてるほうれい線。
この動きの蓄積によってコラーゲンが断裂し、皮膚に亀裂が入ってようにシワが定着していきます。
ほうれい線の原因について詳細は以下の記事をご覧ください。
2. ほうれい線の種類
大きく分けて以下の2種類に分類されます。
深いほうれい線
➡頬のたるみが強い場合、深いほうれい線になりやすいです。
強いほうれい線
➡折れ癖が強い場合、強いほうれい線になりやすいです。
もちろん混合タイプも多く、きっちりとどちらかに分類できないほうれい線もたくさんあります。
ほうれい線の種類について詳細は以下の記事をご覧ください。
3. おすすめの治療法
ここではほうれい線の原因に向き合った治療法のみおすすめします。
※その場しのぎのヒアルロン酸治療、あまり効果のないハイフについては割愛します。
たるみが強い場合
言わずもがな、たるみを軽減することでほうれい線の改善が期待できます。
例えば、糸リフト、フェイスリフトです。
たるんだ落ちてきた組織を元の位置に引っ張り戻すことでほうれい線も目立たなくすることができます。
20~30代ではたるみがそこまで強くないのであまり納得のいく効果が得られないケースも多いです。
50歳を超えて、たるみが強く出ている場合には有効のようです。
ただし、執刀医の技術によって仕上がりに大きな差が出ますので、どこで治療を受けるかは重要です。
また、糸リフトの場合、リフト効果は得られたとしてもごくわずか、短期間であることが多く、ほうれい線への効果もごくわずかで一時的というケースが多いです。
そして何より、
糸までやるのか?
手術までやるのか?
もう一度自分自身に問いかけてみてください。
どんなに効果があったとしても、糸や手術には抵抗があるという考え方も多いです。
迷いながら治療を受けることはおすすめできません。
治療日が楽しみ!と思えるくらい吹っ切れたら手術に踏み切るタイミングだったと言えそうですね。
折れ癖が強い場合
折れ癖が強い場合には、たるみのように糸で引っ張り上げてもあまり効果が無いです。
折れ癖はコラーゲンの断裂が起こっているので、その部分のコラーゲンを修復してあげないとシワの根本治療にはなりません。
これにはグロースファクター治療が最適です。
どんなほうれい線でもまずはグロースファクター治療
ほうれい線の原因にも記載した通り、ほうれい線の原因が単一ということはありえません。
複数の原因が重なっていることが多く、原因の比重に差があるということです。
もしも治療法で迷っているようであれば、どちらのタイプだとしてもまずはグロースファクター治療をおすすめします。
費用面はもちろん、注射での治療なのでダウンタイムも最小限で抑えられ、どんなほうれい線でもある一定もしくはそれ以上の治療効果が期待できるからです。
そして何より自然な仕上がりなのでおすすめです。
4. 男性のほうれい線
男性も年齢とともにほうれい線が進行していきます。
男性の場合、治療したことを周囲に知られたくない、バレたくない、というケースも多いです。
グロースファクター治療の場合、とても自然に変化するので気付いたらなんだか若く見られる!ということが多いので男性にもおすすめです。
また、男性は女性に比べて皮膚が厚く強い傾向にありますので、治療後の内出血や赤み、腫れも出にくい傾向にあります。
男性のほうれい線について詳細は以下の記事をご覧ください。
5. 自分でできるほうれい線対策
ご自身のケアでほうれい線が消えれば苦労はありません。
残念ながら、すでにできてしまったほうれい線に有効な対策は無いといっていいでしょう。
顔の筋トレ、顔ヨガ、ほうれい線体操などもおすすめしておりません。
自己流ケアでむしろ悪化したという例も少なくありません。
コラーゲンを多く含む食事をとっても胃や腸で分解されてしまうので、お肌のコラーゲンが増えるわけではありません。
もちろんファンデーションでシワは隠れません!
むしろファンデーションがたまる・よれるで余計にシワが目立ってしまうことも。
ご自身での対策を考えているあいだにもほうれい線は進行しています。
ぜひお早めの治療をご検討ください。
丸の内美容皮膚科
院長 花岡敦子