「老け顔」の原因と『 ‐5歳 』を叶える治療法解説

こんにちは。

長野県松本市「丸の内美容皮膚科」院長の花岡です。

鏡を見て、老けたな~~と感じることはありませんか?

鏡を見ては指で頬を引っ張り上げてみたり。

鏡を見ることすら嫌悪感を感じてしまう方も多いようです。

「老けて見える」その原因は何なのか。

そしてその老け顔を解決する治療法もご紹介します。

一緒に-5歳を実現しましょう !

プロフィール
丸の内美容皮膚科
院長 花岡敦子
目次
1. 「老け顔」の原因は「たるみ」と「ボリューム減少」
  1-1 たるみ
  1-2 ボリューム減少

2. 老け顔対策を徹底比較

3. 実例あり ! 老け顔を改善させるおすすめ治療法
  3-1 たったの15分!まずは注入治療がおすすめ
  3-2 「目の下」と「ほうれい線」がポイント

4. まとめ

まずは「老け顔」になる原因から解説していきます。

大まかにはこの二つ

たるみ と ボリューム減少 です。

1‐1 たるみ

たるみ」はとても複雑な原因がありますが、ここでは皮膚のゆるみと、脂肪・筋肉の下垂と考えます。

①皮膚のゆるみ

皮膚は表面から内側に向かって表皮→真皮→皮下組織という3層構造をとっており、真ん中の層にある真皮」という層が内側から皮膚を支えています。

真皮は肌の本体ともいわれるくらい大事な層で、ここにはハリや弾力を司るコラーゲンやエラスチンといった成分が含まれています。

加齢はもちろん、紫外線などの影響で真皮が障害されしまうと、当然ながら皮膚は薄くなり、シワやたるみを引き起こしやすくなります。

「紫外線に気を付けてね」というのは、シミだけではなく、シワやたるみの原因にもなるからなのです。

②脂肪・筋肉の下垂

たるみはもちろん皮膚表面だけの問題ではありません。

私たちは日々、「重力」という不可抗力によって常に下へ下へと引っ張られています。

もちろん重力の強さは生涯を通して変わりませんが、(地球上に住んでいる限りは)

・年齢とともに真皮の支えがなくなる

・脂肪や筋肉を支える支持靭帯がゆるむ

など、重力に耐える力が弱くなることで、相対的に重力の影響が大きくなり、たるみが加速します。

1-2 ボリューム減少

老化現象は皮膚表面だけの問題ではありません。

」や「脂肪」の萎縮(小さくなること)も大きく関わっています。

①骨の委縮

骨は、「骨吸収」と「骨形成」が同時に行われています。

古くなった骨は壊されて吸収され、同時に新しい骨が造られているということです。

これが、年齢とともに骨吸収>骨形成となり、徐々に骨委縮が起こっていきます。

顔面骨の全体の大きさは変わりませんが、局所的に吸収が進行することで、様々な加齢減少が起こります。※小顔になると勘違いしないように!

・おでこやこめかみが凹み、骨張ってくる

・目の下のクマが目立ってくる

・頬が垂れ下がり、ゴルゴラインやほうれい線が目立ってくる

・顎が小さくなり、マリオネットラインが目立ってくる

などです。

このスカルを見ていただければ分かるように、部分的な凹みや広がりが起こることで、若い頃には無かったお顔の変化が出てきます。

特に女性の場合、閉経後に骨吸収が優位になることで、骨の萎縮が顕著に現れてきます。

閉経後に骨粗しょう症リスクが高くなるのも、そのためです。

骨はすべての土台になっています。

そこが危弱になれば、上に乗っている脂肪や筋肉も落ちやすくなり、結果的にたるみが進行しやすくなるということです。

②脂肪の萎縮

顔の脂肪はいくつかの区画に分かれています。

その中でも、深い層の脂肪は年齢とともに萎縮していくことが多いと言われています。

特に上顔面と顔の外側ではこの萎縮が出やすいとされています。

クマやゴルゴライン、頬コケが特徴的ですよね。

一方で、顔の内側では脂肪は萎縮しにくく、むしろそのまま残ってしまうことで重くなり、たるみを引き起こしているケースもあります。

脂肪の増減は体重の増減にも左右されるので難しいところもあるのですが、このように減るところ・減らないところ(むしろ増える?)のアンバランスが生じることで老け顔を引き起こしているのです。

脂肪は財産と言われるくらい、ハリのある若々しいお顔を保つために必要な要素となります。

ただし、太ればい良いというわけではなく、バランスよく保つことが大切になります。

気になる老け顔にはどんな対策があるのか?

原因別に徹底比較してみます。

皮膚のゆるみ脂肪・筋肉の下垂骨の萎縮脂肪の萎縮
ハイフ××
高周波××
レーザー××
注入
糸リフト×
フェイスリフト×
化粧品×××
マッサージ××××
◎:効果あり 〇:改善できる可能性あり △:機械や手技によっては改善の見込みあり ×:適応なし 

こうしてみると、化粧品やマッサージで「老け顔」を解消しようちなると難しいですが、機械や手術などを組み合わせれば老け顔の原因にアプローチできることが分かります。

また、糸やフェイスリフト(切開リフト)などは慎重に検討する必要がありますので、最後の選択肢として取っておくこととします。

始めやすい内容から、トータルでアプローチするのであれば、

①ハイフもしくは高周波によるたるみ治療を3~6ヶ月に1回
②レーザーによる肌治療を1~2ヵ月に1回
③注入(ヒアルロン酸etc)で適度にボリュームを追加する(適宜)

というのがおすすめです。

③のヒアルロン酸は治療直後から効果を感じられるので満足度の高い治療です。

①②は回数を重ねながら「たるみに打ち勝つ!」という強い信念をもって続けることが大切になります。

1回では大きな変化にならなくても、進行予防には当然なりますし、継続することで肌はもちろん、見た目も大きく変わっていく治療です。

そして、見た目が変われば自信にもつながり、気持ちも前向きになりますね。

私が美容治療が好きなのは、ここなんですよね。

本当に、コンプレックスが解消されると普段と違う世界が見えてくることがあるんです。

そんな患者様をたくさん見てきたので、この仕事が好きです。

老け顔対策は先ほども述べましたが、実際には何から始めてよいか分からないという方も多いかと思います。

もちろんどれから始めても良いと思います。

が、やはりたるみ治療や肌治療というのは最低でも6ヶ月くらいはかかります。

なので、即効性がありつつ印象を大きく変えるポイントについて解説していきます。

3-1 たったの15分 ! まずは注入治療がおすすめ

治療前 / 治療直後

治療前と治療後を比べてみてどうでしょうか?

治療後は優しい印象になっており、若々しく見えます。

こちらの方は、ゴルゴラインにヒアルロン酸を計1㏄注入しています。

治療前 / 治療後

こちらも若々しく優しい印象になっていますね。

こちらの方は目の下のクマにCGスタイラーというヒアルロン酸を0.5㏄注入しています。

また、どちらもほうれい線にはグロースファクター治療を行っており、お顔の大きな影が軽減することで明るくなっているのが分かります。

〇ヒアルロン酸注入
費用:ゴルゴライン ボリューマ1㏄ ¥77,000(税込)
   目の下のクマ CGスタイラー0.5㏄ ¥35,000(税込)
リスク:軽度の腫れ、内出血(1週間ほどで吸収)、痛み、鈍痛、血管塞栓・血流障害、アレルギー反応など

〇ほうれい線グロースファクター治療
費用:両側ほうれい線 ¥187,000(税込)
リスク:軽度の腫れ、内出血(1週間ほどで吸収)、痛み、効果の個人差、変化に乏しい可能性、治療部位と治療していない部位で肌の硬さに差が生じる可能性、しこり、膨らみ過ぎ、左右差が生じる可能性、麻酔クリームや薬剤に対するアレルギー反応を起こす可能性

3-2 「目の下」と「ほうれい線」がポイント

「老け顔」の原因として、たるみボリューム減少があるとお伝えしました。

その影響が顕著に現れるのが

目の下~頬にかけて

ほうれい線

なのです。

目の下にクマやゴルゴラインがあるだけでとても疲れたようなお顔になります。

また、ほうれい線もお顔の中心にある大きなシワですので、口まで長く伸びてくるととても老けた印象を与えてしまいます。

他にも、頬のコケやおでこのシワなどいろいろと気になる部分はあると思うのですが、やはり手っ取り早く印象を変えるとなると、目の下ほうれい線はとても良い治療部位だと思います。

いかがでしたか?

お顔の印象を手っ取り早く「若々しく」「明るく」変えたいという方はぜひ、目の下ほうれい線の治療がおすすめです。

気になる方、ぜひ一度ご相談ください。


丸の内美容皮膚科
院長 花岡敦子

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