ほうれい線の種類

こんにちは。

長野県松本市 丸の内美容皮膚科院長の花岡です。

ほうれい線には様々な分類があります。

重症度で分類することもあれば、形、その原因によって分類することもあります。

今回はパッと見て分かる2種類に分けて簡単に解説していきます。

丸の内美容皮膚科
院長 花岡敦子
目次

1. 簡単にできるほうれい線分類


1‐1 深いほうれい線
1‐2 強いほうれい線

 

2. まとめ

  • 深いほうれい線
  • 強いほうれい線

ざっくりと、この2タイプに分かれます。

※あくまでこれは私が診療の際に使っている分類ですのでどこでも通用する分類ではないです!

なぜこのように分類するかというと、どちらのタイプかによって注射の方法も少し違ってくるからです。

それぞれどんなほうれい線か見ていきましょう。

1‐1 深いほうれい線

深い」という表現はシワを説明する際によく使う表現ですね。

こちらについては皆さんも親近感があるのではないでしょうか?

深いほうれい線①
深いほうれい線②
深いほうれい線③

深いほうれい線はその名の通り、

ほうれい線の溝が深く、しっかりとした影になるタイプ

のことです。

このタイプの場合、ほうれい線の原因のなかでも

顔の構造(頬の脂肪が厚い、頬骨が高い、鼻横の骨が深く窪んでいる)や、重力(たるみが強く出ている)が大きく関係していることが多いです。

1‐2 強いほうれい線

強い」ほうれい線はイメージが湧きにくいかもしれません。

強いほうれい線①
強いほうれい線②
強いほうれい線③

強いほうれい線は、

線状のシワが定着しているタイプ

のことです。

影になっているわけではなく、まるでカッターで切れ込みを入れたような細いシワです。

このタイプの場合、ほうれい線の原因のなかでも

筋肉の動き(口の動きの蓄積により皮膚の亀裂が入る)、皮膚の老化(コラーゲンが減少することによってお肌がシワシワ) が大きく関係していることが多いです。

強いほうれい線の場合、もともとの皮膚の薄さ紫外線乾燥の影響なども大きいです。

特に皮膚が薄い場合、コラーゲンの層が薄いです。

そのため紫外線や乾燥の影響も受けやすく、コラーゲンの減少・断裂が起こりやすい=シワの定着につながりやすいです。

20代や30代でこのようなシワが定着してきている場合には、そういった皮膚の薄さが大きく影響していることもあります。

もちろん全てのほうれい線がこのどちらかに分類できるわけではありません。

両方の要素が混ざっていることが多いです。

グロースファクター治療の場合、どちらのタイプにも効果を発揮します。

治療の際、今回ご紹介したほうれい線の種類を意識しながら注射方法が少し変えていきます。

注射方法によっても治療効果は変わってきます。

特に強いほうれい線の場合、ヒアルロン酸ではなかなか変わらなかったようなシワでもグロースファクター治療ならきれいに仕上がります。

ほうれい線にお悩みでしたら、ぜひほうれい線治療専門の当院にご相談ください。

せっかくなら、シワを根本から治療をしてみませんか?


丸の内美容皮膚科
院長 花岡敦子

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