グロースファクター治療
グロースファクター注射による
ほうれい線治療とは?
皮膚表面の内側には「真皮(しんぴ)」という肌にハリ感や弾力を与える、いわば肌の本体ともいえる構造があります。
真皮は、肌のハリや弾力、みずみずしさを保つために欠かせないコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といった成分で構成されています。
そして、これら真皮の成分を作り出しているのが「線維芽細胞」という細胞です。
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸は加齢や乾燥、紫外線などのダメージによって劣化していくため、線維芽細胞がそれらを分解して新しいものに作り変えます。
しかし、この線維芽細胞も年々ダメージを受け働きが衰え作り変えがうまくいかなくなると、肌のハリや弾力を保てなくなってしまいたるみやしわの原因になります。
コラーゲンやヒアルロン酸を肌に直接注入しても、新陳代謝によって分解吸収されてしまうため繰り返し治療が必要となってしまいます。
ハリや弾力の原料を作り出す、いわば肌の「工場」を元気にすることが根本治療だと思いませんか?
当院で行うグロースファクター治療は、この線維芽細胞を活性化、増殖させる治療です。
濃度調整されたグロースファクターを注入することでコラーゲンを増やし、自然い若返りを実現することができます。
あきらめかけていたほうれい線に、ぜひご検討ください。
グロースファクター治療の特徴
- 痛み、腫れ、内出血などの副作用がほとんどない。
- 一時的な効果ではなく、数年先まで治療効果が持続。
- 一回の治療でほとんどの方が治療効果を実感。
※しわが深い場合、2回の治療を要することもあり。
ただし、1回の治療で全く効果がなかったという方はいません。 - しこりや過形成が起こりにくいよう工夫された薬剤を使用。
治療効果が出るまで
グロースファクター注入後、治療効果を実感していただくまでの期間は個人差があります。
施術直後は多少の腫れや、注入した薬剤の水分によってボリュームが出るため、ほうれい線が浅くなったように見えます。
2~3日すると、腫れが引き、水分が吸収されることで一旦ボリュームダウンしたように見えます。その後、早い方ではおよそ1週間後から治療効果を実感します。日に日に少しずつ治療効果が出てきますので、最終的な治療効果の判定には、3か月~6か月かかることもあります。この期間は、ご自身の細胞がコラーゲンを作っている期間ともいえます。
治療の流れ
- ご来院後、ほうれい線治療についてのカウンセリングを行います。(20分程度)
- 治療部位の写真撮影をします。(5分程度)
※治療効果確認のためのものですので、モニター以外は第三者に見せることはありません。 - 治療部位に麻酔クリームを塗り時間をおきます。(20分程度)
- 麻酔をふき取り、施術致します。(10分程度)
- ご帰宅となります。
治療時間 | 約60分 |
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効果が出るまでの時間 | 早い方では治療後1か月以内、平均して3か月以内、遅い方では6か月ほどかけて効果が出てきます。 |
持続期間 | 約4~5年以上 ※肌質によって個人差があります。 |
治療間隔 | 基本的に1回の治療で効果を実感できます。 しぶといほうれい線や深いほうれい線の場合、6か月以上の期間を空けて2回目を受けるケースもあります。2回目の治療費は半額以下のリピート価格が適応となります。 なお、3回以上の治療はしこりや過形成のリスクが出てくるため、肌状態に応じて相談となります。 |
メイク・洗顔 | 治療1時間後から可能 |
入浴・洗髪・シャワー | 治療1時間後から可能 |
- 治療後の注意事項
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- 治療後3日間ほど笑い過ぎ・長電話・しゃべり過ぎを控えてください。
お口と連動してほうれい線が動き、薬剤の型崩れ・吸収阻害が起こり治療効果に影響する可能性があります。 - 治療直後は麻酔による違和感、注射による痛みがあります。数時間~数日で落ち着きます。
- 飲酒、運動、長風呂、サウナなど、血行が良くなることは内出血や腫れの原因になるため治療日当日は控えてください。
心配な方は2~3日ほど控えていただくと安心です。 - 内出血は1週間~10日ほどかけて薄くなり、消えていきます。メイクやマスクで隠してください。
- 他のお顔の治療(レーザーなど照射系治療)、マッサージ、エステなどは1カ月控えてください。
ほうれい線への注入治療は6カ月控えてください。ほうれい線以外の注入治療に制限はありません。 - 麻酔クリームかぶれ、消毒かぶれの可能性があります。
- 治療後3日間ほど笑い過ぎ・長電話・しゃべり過ぎを控えてください。
- 禁忌事項
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- 癌など悪性腫瘍病変のある方
- 妊娠中、授乳中の方
- ほうれい線にヒアルロン酸が入っている場合には溶かす必要があります。事前にお問い合わせください。