ヒアルロン酸とグロースファクターの違い

ヒアルロン酸とグロースファクター治療の違いってなんですか?

ヒアルロン酸はよく聞いたことがあるけど、グロースファクターってあまり聞きなれない方も多いのではないでしょうか。

今回は、ヒアルロン酸とグロースファクター治療の違いについて解説していきます。

1. ヒアルロン酸とコラーゲンの違い

コラーゲンはたんぱく質の一種で、網目状に存在し柱のように皮膚を支えており、皮膚の主成分ともいえます。
一方ヒアルロン酸はムコ多糖類の一種で、コラーゲンの網目の隙間を埋めるように存在します。水分を蓄える機能に優れており、肌をみずみずしく保つために必要な成分です。
どちらも年齢とともに減少し、シワやたるみの原因になります。
グロースファクター治療は、コラーゲンを増やす治療です。
ヒアルロン酸注入はその名の通り、ヒアルロン酸を注入して増やす治療です。

ヒアルロン酸とコラーゲン
【皮膚の構造】

2. そもそも原理が違う

ヒアルロン酸もグロースファクターも、シワを治すために行う治療です。
ただし、シワが良くなる機序というのはまったく異なります。
薬剤そのものの特徴も交えながら解説していきます。

見た目の違い

【グロースファクターとヒアルロン酸】

左がグロースファクター、右がヒアルロン酸です。
製剤の特性を分かりやすくするためにティッシュに出してみると

グロースファクターは薬剤自体が液体のため水と同じように吸収されています。
ヒアルロン酸は吸収されず、形状を保ったままですね。
このゼリー状のものがヒアルロン酸です。

グロースファクターとヒアルロン酸を比較
【ティッシュの上で比較】


粘り気や弾性が強いので、指で触るとこのようにビヨ~ンと伸びます。

ヒアルロン酸
【伸ばしてみた】

治療後経過の違い

グロースファクターの場合、注入後に薬剤そのものは吸収され最長6カ月かけてご自身の細胞からコラーゲンが作られ定着していきます。
つまり、最終的に残るのはご自身のコラーゲンです。
お肌そのものが若返ることでシワが改善していきます。

グロースファクター治療後の肌
【グロースファクター治療後の変化】

一方ヒアルロン酸注入の場合、ゼリー状の薬剤によってシワや窪みの凹んだ部分が持ち上げられるというイメージです。
注入したヒアルロン酸そのものがそこに残ります。

ヒアルロン酸治療後の肌
【ヒアルロン酸治療後の変化】

3. 維持費の比較

維持費を考えて治療を選ぶことも大切です。
当院のグロースファクター治療は基本的には1回の治療で終わる方が多く、一度良くなった状態は4、5年以上維持されます。

一方、ヒアルロン酸は持続性に乏しいため、良い状態を維持するためには数カ月~半年に1回のメンテナンスが必要です。

例えば当院の場合、

★グロースファクター治療→ほうれい線両側 ¥187,000(税込)

★ヒアルロン酸治療→1㏄¥77,000(税込)


1回の治療でかかる費用はグロースファクター治療のほうが高いかもしれません。

が、グロースファクター治療で得られた効果は5年以上続くことが多く、メンテナンスの頻度が
ただし、ヒアルロン酸注入を定期的に繰り返していくことを考えると、トータルでの費用はグロースファクター治療よりも高くなるということになります。

4. ヒアルロン酸をおすすめするケース

もちろんヒアルロン酸治療をおすすめするケースもあります。
ヒアルロン酸のメリットはなんといってもその即効性です。
グロースファクターの場合には、コラーゲンが作られるまでに少し時間がかかります。
ですので、直近で人前に出る予定がある、来週同窓会がある、など、すぐに効果を出したい場合には非常に便利です。

5. どちらの治療もメリットデメリットがあるということ

もうお分かりだと思いますが、どちらの治療が良いと断言できるわけではありません。
シワの状態、どうなりたいか、予算などを考慮して治療法を決める必要があります。

ほうれい線にお悩みの方、ぜひご相談ください。

最適な治療法をご提案します。

治療名 : グロースファクター治療 ほうれい線両側

費用 : 両側ほうれい線 正規料金¥187,000(税込)、モニター価格¥149,600(税込)

治療の流れ : 20分間麻酔クリームを塗った後に、細い針でグロースファクターを注射していきます。注射自体は10~20分ほどで終わります。

リスク : 軽度の腫れ、内出血(1週間ほどで吸収)、痛み、効果の個人差、変化に乏しい可能性、治療部位と治療していない部位で肌の硬さに差が生じる可能性、しこり、膨らみ過ぎ、左右差が生じる可能性、麻酔クリームや薬剤に対するアレルギー反応を起こす可能性

記事監修者

丸の内美容皮膚科 院長 花岡敦子
長野県松本市
丸の内美容皮膚科

院長 花岡敦子

丸の内美容皮膚科は「患者様に寄り添い愛される美容皮膚科」をモットーに、日々診療を行っております。
しみ、しわ、たるみなど、お気軽にご相談ください。

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